レバレッジ(てこ)の原理は、諸刃の剣になる


こんにちはhasumiです。



FXでよく紹介されるレバレッジは、てこの原理を意味します。



テコを使えば、大きくて重いものでも少しの力で動かすことができますよね。



為替の取引は大きな資金を投入して取引しなければ、あまり利益は見込めません。




しかし、レバレッジを使えば、少ない資金(証拠金)で大きな取引と利益を可能にします。




それだけにレバレッジを理解し、リスクには充分備えなければいけません。



今回は、初心者の必須項目であるレバレッジの、メリット・デメリットについてお話しします。



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FXでレバレッジを使うメリットとは?




【メリット】少ない資金でも大きな運用ができる


FXは証拠金を担保に、ドルなど外国の通貨を購入し、レートの変動差益やスワップポイントを稼ぐ取引です。



初心者の場合、まとまった資金をFXに投資することができない人も多いでしょう。




そこでレバレッジの出番というわけですが、実は、レバレッジと証拠金の上手な活用こそが、FXの利益の格差になるのです。




まずは、レバレッジについて確認していきましょう。


 
【最高レバレッジ】

日本国内:FX業者:最大25倍(個人) 最大200倍(法人)※法的な規定あり
海外FX業者:最大3000倍も可能 ※法的な規定なし 
(2016年9月現在)



最高レバレッジはなんと3000倍!



海外特有のジョークなのか?世界には3000倍の取引を行う人もいるのかもしれませんね。



現在レバレッジは、一部の会社を除き、わざわざ設定することはありません。FX会社に入金している証拠金と、トレード金額で自動的に算出される仕組みになっています。



ただ、計算方法をマスターしておいた方が有利に安全にトレードできます。詳しくはこちらの記事でご覧ください。



fxで重要なレバレッジ計算をマスターしよう



それでは少しレバレッジの計算をしてみましょう。



1ドルは100円とします。



取引量は、一般的なFX会社の、最低取引1万通貨(1ロット)で計算しますね。



なお、通貨とは、アメリカのドルです。



ふつうに1万通貨を購入するには、100円×1万通貨=100万円。



100万円が必要な金額になります。これは右から左にポンと出せる金額ではないですよね。



さて、これをレバレッジに置き換えてみましょう。


  • 証拠金として100万円を入金して1万通貨を購入(取引)⇒レバレッジ1倍

  • 証拠金として10万円を入金して1万通貨を購入(取引)⇒レバレッジ10倍

  • 証拠金として4万円入金して1万通貨を購入(取引)⇒レバレッジ25倍



  • レバレッジが固定された会社もあるようですが、証拠金を多めにいれることで実際の運用レバレッジをコントロールすることもできるはずです。




    レバレッジは、あまり大きな資金で投資ができない、資金をもっと効率的に運用をしたい人にとって、大きなメリットと言えましょう。



    FXのレバレッジとは資金の効率を大幅にアップさせるツール




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    FXでの投資にレバレッジをかけるもう一つの期待される効果は、手持ち資金の効率を高めることです。



    先ほどの1ドル100円の事例でまた計算してみましょう。




    通常、100万円を使って取引できるのは、1万ドルまでです




    1万ドルを購入して、1ドル101円の円安傾向になった時に決済すれば、101万円となって1万円の利益になります。



    さらに1ドルが102円にあがれば2万円の利益。当然のことですが、1万ドルから得られる利益を越えることはありません。



    しかし同じ状況下でレバレッジを10倍にした場合、利益はどうなるのでしょうか?




    証拠金は100万円のままですから、取引量が10万通貨に増えますね。つまり1000万円の資金を運用することになります。



    ポジション保有中に1ドルが101円になり決済します。



    すると101円×10万通貨=1010万円。利益は10万円になります。



    ドルが102円の時に決済すれば、102円×10万通貨=1020万円。利益は20万円です。



    FXは差金決済といって、売りと買いの差額を受け取る決済です。



    レバレッジ10倍の取引は、利益も10倍の10万円もしくは、102円の場合なら20万円が口座に入金されます。



    レバレッジを活用するためには、現在のレバレッジ規制について理解を深めておくことが重要です。詳しくは、こちらの記事をご覧ください。



    fxのレバレッジ規制の背景と現状ルールについて!



     資産を増やすためには、資金をいかに効率よく投資できるかが、大切なポイントです。




    まとまった資金を持つ人は、分散した資金にレバレッジをかけ、大きく取引をして短期間により大きな利益を掴むメリットがあります。



    また少ない資金の人もリバレッジを活用して、小さい為替変動から、着実に利益を積み重ね、やがてまとまった資金にできるメリットがあります。



    最近では、取引を熟知した人達が、レバレッジを、スワップポイントを目的とするトレードに使うケースもでています。



    ただしここで注意しないといけないのは、上で紹介した効果はいずれも取引に成功した場合のメリットである点です。



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    fxレバレッジとは利益と損失が諸刃の剣でもある




    【デメリット】ハイリスク!レバレッジはひかえめに


    ここではレバレッジを使うデメリット、つまり損失についてお話しします。



    それでは同じく1ドル100円の為替の例で見ていきましょう。



    「もしかすると円安になる」と期待してドルを購入したけれども、円高に振れてしまった。



    ここでは1ドル100円であったレートが、1ドル99円になったとします。



    レバレッジが1倍であった場合、1万ドルの取引であれば、99円×1万通貨=99万円ですから、損失は1万円です。



    痛い損失ですが、まだ許容範囲の背負えるリスクですよね?



    しかしこれが10倍のレバレッジをかけて取引していて、1ドルが1円下落してしまった場合はどうでしょう?



    レバレッジ10倍で2つのパターンをご紹介します。



    証拠金100万円を入金して、10万通貨にした場合と、② 証拠金10万円を入金にして1万通貨にした場合とで計算してみましょう。



    ①証拠金はそのままでレバレッジ10倍のパターン

    100円×10万通貨=1000万円の運用。99円×10万通貨=990万円になる。
    1000万円―990万円=10万円。 10万円の損失。

    ②取引量をそのままでレバレッジ10倍のパターン

    100円×1万通貨=100万円の運用。99円×1万通貨=99万円になる。
    100万円―99万円=1万円。 1万円の損失。



    このことで2つのことがわかります。
  • レバレッジ10倍にすると損失も10倍になる。
  • レバレッジは取引量が増えると損失額が拡大する。



  • 投資にリスクはつきものです。




    ただ、ご覧のようにレバレッジは、利益にも損失にも大きく倍々に反映されます。レバレッジの倍率を高めれば、ハイリスク・ハイリターンの傾向が高まります。




    FXのレバレッジは諸刃の剣のような性質を持っていることを理解しましょう。



    またFXには、証拠金以上の損失を招かないように、ロスカットという強制決済のシステムがあります。



    せっかく積み上げた利益がレバレッジを大きくしたために、1回の下落でロスカットになってしまっては泣くに泣けません。




    FXの初心者がいきなり大きなレバレッジをかけるのは危険すぎます。かけるにしても2~3倍程度に抑えておいた方が無難と思います。





    バーチャルトレード(デモトレード)は25倍に固定設定されている場合が多いと思いますので、操作を覚えながら、損益のスピードが体感できます。



    あまりの利益に怖くなる人もいれば、自分の予測に自信をつける人もいるでしょう。



    実際にお金を投資する心境は、デモとは別物ですが、試行錯誤をして、ある程度計算できる取引スタイルを確立してください。



    そして少しずつ、高倍率のレバレッジをかけてみると良いでしょう。



    FXには証拠金に余裕を持った運用がとにかく大事だということを忘れずにトレードしてくださいね。




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