レバレッジの計算 エクセル 効率



こんにちはhasumiです。



FXの特徴であるレバレッジは、預け入れ資金の何倍もの大きな取引ができる画期的な仕組みです。



小さな資金でも大きな利益になるがゆえに、損失を出す原因がハイレバ(高いレバレッジ)にあると印象づけられ、レバレッジを過度に危険視する人もいますが、レバレッジがあるからこそ、FX取引は魅力的なのではないでしょうか?



レバレッジ活用のコツをつかみましょう。



今回は、初心者のためのレバレッジ計算式を解説し、実際のケースで計算を行うことで、『これだけレバレッジをかけると、こんなメリット・こんなリスクがあるんだ』ということを、体感して頂こうと思います。



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FXのレバレッジの計算~仕組みを数値で理解する


レバレッジ計算式 利益と損失はどうなるの?


  

レバレッジの倍数=(通貨ペアのレート×取引数量)÷口座への預け入れ資金




さて、これがレバレッジの基本的な計算式になります。



さっそく下記【例】を式にあてはめて計算してみましょう。



 
【例】

  • 通貨:米ドル/日本円

  • レート:1ドル100円

  • 取引数量:1万通貨(一般的な最低取引量1ロット)≪買い≫

  • 口座への預け入れ資金:100万円




  • (1)【例】の条件を計算する⇒(100円×1万通貨)÷100万円 =レバレッジ1倍



    100円のレートで1万通貨なので実際の取引に必要な金額は100万円です。



    預け入れ資金100万円すべてを、1トレードで証拠金として使いますから、レバレッジは1倍。



    【なるほどポイント】
  • レバレッジ1倍は、実際の取引金額と取引証拠金が同額 



  • (2)【例】の条件でレバレッジが2倍・10倍・25倍の場合に必要な証拠金を、下記の式にあてはめ計算してみましょう。



     
    【レバレッジから割り出す証拠金の金額】 
    (通貨ペアのレート×取引数量)÷レバレッジ倍率=口座への預け入れ金額




    (2)の条件を計算する⇒
  • (100円×1万通貨)÷レバレッジ 2倍=50万円
  • (100円×1万通貨)÷レバレッジ10倍 =10万円
  • (100円×1万通貨)÷レバレッジ25倍=4万円



  •  
    【なるほどポイント】
    実際の取引金額は、預け入れ金額にレバレッジ倍率をかけたものに等しい



    さて、次はレバレッジと利益(損失)の関連を数値化していきましょう。



    (3)【例】の条件で、1ドル100円のレートが101円に上昇した場合、利益はどうなるのでしょうか?



     
    【為替差益・損益の計算式】

    (上昇(または下降)レートーポジションレート)×通貨数量=為替差益(損益)●円 




    (3)の条件を計算する⇒(101円―100円)×1万通貨=1万円 1万円の利益



    (4)それでは【例】の条件で、レバレッジを2倍・10倍・25倍にした場合、利益はどうなるのでしょうか?



    (4)の条件を計算する⇒(101円-100円)×1万通貨=1万円 1万円の利益。(レバレッジ2倍・10倍・25倍は、すべて同じ計算式)



    おわかりでしょうか?レバレッジが何倍でも、取引数量に増減がなければ、利益は同じです。



    では、レバレッジを使った効果はどこにあるのでしょうか?



    それは取引に必要な証拠金の金額として現れます。



    必要証拠金は、「レバレッジ1倍・2倍・10倍・25倍」それぞれが、「100万円・50万円・10万円・4万円」へと変わります。



     
    【なるほどポイント】
    レバレッジによる「小ない資金で大きな取引・大きな利益を得られる」仕組み



    (5)では【例】で、1ドル100円のレートが99円に下落した場合、損失はどうなるのでしょうか?




    (5)の条件を計算する⇒(99円―100円)×1万通貨=―1万円 1万円の損失



    (4)の利益の計算と同じ額。レバレッジが何倍でも損失は同じです。




     
    【なるほどポイント】
    「利益と損失は表裏一体」の仕組み



    (6)【例】のドルを別の通貨、例えばオーストラリアドルにしたら、利益(損失)はかわるのでしょうか?



    例えば1オーストラリアドルが78円の時、1万通貨のポジションを持ち、レートが79円に上昇した場合を計算してみましょう。



    (6)の条件を計算する⇒(79円―78円)×1万通貨=1万円 1万円の利益(損失)



    通貨やレバレッジの倍率が変更されても、取引1万通貨で、1円動くと1万円の利益(損益)になることに変わりはありません。




     
    【なるほどポイント】
  • FXの利益【損失)は、1万通貨(1ロット)の取引で1円あたり1万円の利益(損失)になる
  • 必要証拠金の金額はレバレッジの倍率・通貨のレートにより増減する。




  • では、レバレッジを高く設定した場合、何が一番、ハイリスク・ハイリターンを生むのでしょうか?



    【例】の基本条件で最後に残るは、取引数量です。例えば10万通貨(10ロット)に増やしてみましょう。



    あ、だめですね。レート100円で10万通貨の取引をするには、1000万円の資金が必要です。しかし【例】の条件で資金は100万円。レバレッジを使わなければ取引はできませんね。



    (7)【例】の条件で、取引数量を10万通貨に増額した場合のレバレッジを計算してみましょうか。




    (7)の条件を計算する⇒(100円×10万通貨)÷100万円=レバレッジ10倍



    1トレードで口座に預け入れた資金すべてを証拠金として使うと、レバレッジは10倍になります。



    しかし、これではわずかな為替変動ですぐにマイナスになりかねません。なぜなら、先に計算した通り、為替の変動リスクは「1万通貨あたり1円で1万円の損失」だからです。



    (8)どのくらいの損失になるのでしょうか?【例】の条件で、100円が99円になった場合を計算してみましょう。



    (8)の条件を計算する⇒(99円―100円)×10万通貨=―10万円 10万円の損失。



    損失(利益)が一気に大きくなりましたね!1円で10万円。1銭で1000円。0.1銭でも100円もの損失です。もちろん利益も同額になります。



    (9)国内のFX会社はレバレッジが最大25倍まで可能です。再度、レバレッジ25倍で必要な証拠金を確認してみましょう。



    (9)の条件を計算する⇒(100円×1万通貨)÷レバレッジ 25倍=40万円



    【例】の条件で取引数量を1万通貨から10万通貨にすると、1000万円の運用になりますが、40万円の証拠金で取引ができます。



    (10)では、最大レバレッジ25倍の損失はどうでしょうか?



    (10)の条件を計算する⇒(99円―100円)×10万通貨=―10万円 10万円の損失



    やはり損失はレバレッジ10倍でもレバレッジ25倍でも同じく10万円です。



    (11)ではさらに95円に下落したら損失はどうなるのでしょうか?



    (11)の条件を計算する⇒(95円―100円)×10万通貨=―50万円 50万円の損失



    レバレッジ25倍の必要証拠金は1/25の40万円ですみ、上昇なら利益は50万円。非常に資金効率が良いです。しかし下落ですから、5円のレート幅では損失が40万円を越えてしまいました。



     
    【なるほどポイント】
  • FXの利益(損失)は、通貨の取引数量(ロット)が増えると利益(損失)が拡大する。損失によってはロスカットになる可能性もある 
  • 必要証拠金の金額はレバレッジの倍率・通貨のレートにより増減する



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    レバレッジ1倍であれば、計算も必要ありませんし、FX初心者にもリスクが少なくおすすめですね。



    ⇒fxはレバレッジ1倍でも稼げる!初心者におすすめの業者は?



    FXのレバレッジの計算~レバレッジを活用する注意点




    レバレッジ計算 取扱い説明書



    FXで大事なことは、リスクへの対応と資金管理です。



    トレードを行う前に、どこまでの損失(損切のタイミング・ロスカット)を許容できるかを数値化して決めることです。



    そしてもっとも注意すべきはロスカット(強制決済)です。



    ロスカットは、会社によってかなりルールが違いますので、ホームページなどで確認し、いくらのレートでロスカットになるかなどを、ざっくりでも必ず数値を頭に入れて取引を行いましょう。



    大切な目安は証拠金維持率です。



    証拠金は、取引に必要な証拠金+保有ポジションの含み損や含み益+スワップ+余剰金から成っています。



    未決済のポジションは、含み益や含み損として、常に増減します。



    例え、レバレッジ1倍の取引であっても、FXが証拠金取引である以上、会社の規定するルールにのっとり、ロスカットの対象になりえます。



     
    【対応策】

  • 初心者はレバレッジを使う場合、極力、取引量を少なくする
  • ロスカットの対象にならないために余剰金を、常に多めに投入する
  • レバレッジ1倍でも余剰金はいれておく
  • リスクを考えず高レバレッジで、証拠金を目いっぱい使い、ポジションを多数、保有することは自殺行為
  • スワップ・差益狙い・通貨別などFXの口座をわける




  • レバレッジの計算は、注文時に確認するか、自分でエクセルやアプリなどを使って計算しなければ、厳密にはわかりません。



    しかし、ポジションの証拠金より多めに預け入れをすることで、レバレッジが固定された会社でも、実質のレバレッジを低くしたり、意図的に操作することもできます。



    自分なりに計算ルールを決めて、為替リスクにも、ロスカットにも動じないな取引を行ってください。




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